Tensorflow

TensorFlow Developer Certificate取得のためにやったこと

本記事のテーマ

約1か月の勉強でTensorFlow Developer Certificateを取得した著者が実際にやったことを紹介します。

やったことはズバリ以下の4つです。

実際にはこれら全部をやる必要はなく、Courseraのコースを問題なく理解できる人であれば、このコースだけやれば超短期間で合格できると思います。

前提

私の場合は1か月ほどで取得できましたが、学習に使える時間やこれまでの知識経験、英語力などで時間は長くも短くもなるかと思います。
参考までに私のバックグラウンドを記します。

  • プログラマー歴約20年
  • Python歴は数か月
  • ディープラーニング使用経験なし
  • 英語はそこそこ読める、聞き取れる(TOEICでは900点以上)
  • 学習時間は平日1から2時間、休日は6時間程度

実際にやったこと

1.Kaggleで始めるPython AI機械学習入門コース(Udemy)

Pythonの復習と機械学習の基礎を学ぶのに使いました。
機械学習の経験がある人であれば不要です。

2.【4日で体験!】 TensorFlow, Keras, Python 3 で学ぶディープラーニング体験講座(Udemy)

TensorFlowをとりあえず体験してみるのに最適です。下の2つと違って日本語ですので楽です。
難点は、重要ポイントの畳み込みやプーリングの説明がわかりにくい点です。

3.TensorFlow Developer Certificate in 2021: Zero to Mastery(Udemy)

個人的には非常におすすめですが、全部英語であることと、かなり長いことが難点です。
講義の中で何度も実験を繰り返しますので、ハイパーパラメータの意味がわかってきます。
私は全部終わらせないで試験には合格しましたので、必要そうなところをやるだけで十分です。

4.DeepLearning.AI テンソルフロー開発者 プロフェッショナル認定(Coursera)

公式サイトで推薦されているコースですが、ほかの方のブログでも言及されているように、このコースだけで合格できると思います。
ただ非常にコンパクトに解説されていますので、理解が難しいところもあると思います。
そのあたりは私はUdemyのコースで補いました。

試験環境の準備

試験環境の構築手順もすべて英語ですが、平易な英語ですので、ゆっくり読んでいけば大体の人は大丈夫かと思います。
私はGPUの設定でてこずり、2時間以上かかってしまいましたが。
学習データは大きくないのでGPUはなくても全然大丈夫ですが、私は余計なストレスを感じたくなかったので、GPUを使えるように設定しました。
モデルの学習にはほとんど時間がかかりませんでしたので、GPUを使える人はぜひ設定をしておいたほうが、試験だけでなく今後も有用ではないかと思います。

受験

これまでに学習したJypiterNotebookはいつでも開けるようにして試験に臨みました。初めのうちは緊張しましたが、結構あっさり終わってしまった感じです。落ちたくなかったので何度も見直ししましたが、それでも時間は半分残して2時間30分で終了しました。

結論

英語に抵抗がなく、Courseraのコースを理解できれば、必ず合格できる試験だと思います。皆さんも是非挑戦してみてください!